低価格ミニノートパソコン SSDの特徴

SSDとは、Solid State Driveの略であり、フラッシュメモリを使用した記憶媒体のことです。

SSDには、SLC(Single-Level Cell：シングルレベルセル)とMLC(Multi-Level Cell：マルチレベルセル)の2種類が存在します。速度・書き込み可能回数ではSLCの方が優れていますが、大容量化ではMLCの方が優れています。

1)アクセスが高速：
HDDを使用した場合のシークタイムが発生しないため、HDDと比べてアクセスが劇的に高速化します。

2)消費電力が少ない：
HDDではモーターを使ってディスクを回転させる必要がありますが、SSDでは不要なため、消費電力が少なくて済みます。

3)耐衝撃性に優れる：
ディスク駆動部分が存在しないため、HDDに比べて耐衝撃性に優れています。

高価である：
低価格化が進むHDDとは異なり、SSDは非常に高価です。したがって、搭載できる容量も少なくなります。たとえば、ミニノートの場合、SSD搭載モデルでは16GB程度、HDD搭載モデルでは160GB程度となっており、約10倍の開きがあります。

しかし最近ではSSDの技術革新も進んでおり、コストが下がってきています。さらに大容量のSSDを搭載したミニノートの登場も期待できます。